キャリアアップ助成金と人材開発支援助成金を申請する場合の計画届が一本化されます

◎1月23日に開催された第55回労働政策審議会雇用環境・均等分科会において、キャリアアップ助成金と人材開発支援助成金を申請する場合の計画届を令和5年度から一本化する方針が示されました。

 これまでキャリアアップ助成金(正社員化コース)と人材開発支援助成金を活用して正社員化する場合、人材開発支援助成金の申請で「訓練計画届」を提出し、訓練実施後正社員化前に、キャリアアップ助成金(正社員化コース)申請で「キャリアアップ計画届」の提出が必要でしたが、「訓練計画届」に一本化されることになりました。この結果、支給決定までの大まかな流れが次のように変わります。

 人材開発支援助成金の「訓練計画届」提出
 訓練の実施
 訓練実施後に正社員化するとともに、訓練分の助成金を申請→審査→支給決定
 正社員化して6カ月雇用した後、正社員化分の助成金を申請→審査→支給決定

・キャリアアップ助成金(正社員化コース)については、令和4年度第二次補正予算による拡充が、令和5年度も継続することが予定されています。

 詳細はこちらをご参照ください。

【画像は、今年の大河ドラマの第一話にも登場した駿河の国の大名、今川義元公の菩提寺で、竹千代(徳川家康)が人質時代に過ごした静岡県静岡市の臨済寺です。】